久米桜酒造の生酛造りから採取したオリジナル乳酸菌(※)でサワーリング(乳酸発酵)した「八郷」ビール。乳酸菌由来のりんごを思わせる香りと優しい酸味に加え八郷本来のフルーティさがバランスよく感じられ、芳醇な味わいながら爽やかなキレも楽しめます。
※鳥取県産業技術センター共同開発
今回はセッション八郷、ダブル八郷、トリプル八郷、琥珀八郷に続く、八郷シリーズ初の乳酸菌を使用したバージョン。
この乳酸菌は久米桜酒造の山田錦を使用した清酒「八郷」(R1BY)の生酛造りで天然の乳酸菌を待つ酒母を造った際に採取したオリジナルの乳酸菌で、酒蔵コラボで生まれた日本ではとても珍しい貴重なサワービールとなりました。
この採取や培養試験にご協力いただいたのが、いつもお世話になっている鳥取県産業技術センターです。
かつて清酒酵母のみを使用して造ったとても珍しいビール「強吟」の開発にもご協力いただいた経緯もあり、2019年年末からここまで2年かけてこのプロジェクトがやっと形になり、このめでたい25周年に間に合いました。
そして出来上がった生酛八郷は近年取り組んできた大山Gビールのサワービール造りのノウハウにより2年待った甲斐のある出来栄えです。
オリジナルの八郷の香味はしっかり活かしながら、優しく香る乳酸発酵由来のりんごを思わせる香り、そして口に含むと爽やかに駆け抜ける酸味が実に心地よく、口の中のビールがなくなるとすぐにまた飲みたくなる、そんなドリンカビリティもあります。
清酒の生酛のようなしっかりとした味わいというより、むしろ爽快なイメージです。
これからの時期にぴったりのビールに仕上がりました。
是非、25周年記念醸造の生酛八郷をお楽しみください。