2021年の秋以来のデュンケル。
大山Gビールが初めて定番ビール以外に限定ビールを仕込んだのが、1997年の秋のデュンケルだったことからもとても思い入れの強いビールの一つです。
そして今年コラボでヘレスを造り、ジャーマンスタイルの魅力を再認識。
さらに先月ラガーしばりのイベントを業務店様で開催していただいたのですが…ラガーだけで30種類!このイベントは刺激を受けました。
それにしてもヘレスは最近見かけるようになりましたが、やはりデュンケルはあまり見かけないスタイルですよね。ということで飲みたいビールを造れる楽しみということで、今回久しぶりに仕込んだというわけです。
麦芽のキャラクターをしっかりと感じられるラガースタイルは落ち着きがあり、やはりクリーンさが魅力です。今回デュンケルとしては淡色な方だと思いますが、ローストモルトとカラメルモルトの香ばしさが程よく効いて、口に含むとモルティーさがいっぱいに膨らみます。
ホップはバランス程度にしか入れていないので、苦味はそれほど感じられず、後口もすっきりでクリーンな印象。少し?暑さも和らいできたこの季節にぴったりかもしれません。
秋を待ちながら、ゆっくりとたっぷり味わっていただきたいビールに仕上がっていますので、 どうぞゆるりとお楽しみください。